姐(あねさん) 葉山宏治

PCエンジンCDロムソフト「姐」のサウンドトラックです。
ゲームが超兄貴を女性で!というコンセプトだったのか良く分からないけど、その辺りも含めての音楽が葉山兄貴ということなのかもしれません。

カノンから静かに始まるものの、2曲めで完全に兄貴世界。くどいほどに繰り返される「イカすぜ! ネエちゃん」のコーラスは、段々と一緒にノッてきて歌っちゃうと、曲自体は良いんですよ。多分。ボーカルの千紘あいさんの声が可愛らしすぎて、曲とゲーム内容と、この可愛いボイスとの差が凄くて、何でこうなる? と、そこが多分狙いどこなんでしょうね。

そして本領発揮の3曲目「音楽暴走族Remix」です。
暴走族的なオラついているボイスをリミックスして、エンジン音やパトカーサイレンなどと合わせてのカオス世界。曲がそのままタイトルになっている分かりやすさというか、曲を聞いてタイトルを見て「なるほど」と思うところも面白い。
だって「BULU-3」なんか、ブルースリー的ボイスを組み込んで、ちょっと緊張感ある(でもどこかコミカル)サウンドで、中華アクション風BGMだということを、曲を聞いてタイトル見て「なるほど…」となりましたもん。続くヒーローは…イントロからしてアレよ。アイドルは「オギノメー!(古い)」
分かりやすいけど、パクるというか雰囲気似せるというか、ディスっているのかリスペクトなのか! と。そういう混ぜ込みが独特のカオスっぽさを感じるのかもしれません。聞いててニヤっとする面白さがあります。
そんな一方「ラリパッパ」のような本気でイカレポンチ(ゲーム帝国)な曲もあり、色んな曲にボイスや様々な音を乗せて表現するというのが兄貴的なのか、他にはない曲の作り方だなと思います。

ロカビリーというかロックンロールっぽい(こういう音楽ジャンルの勉強もせねば…)曲も多く、これらにもボイスをリミックスして乗せて一筋縄ではいかないカオスっぷりを発揮しています。色々と混ぜ込みつつも、曲としては面白くもストレートにくる良さがあると思うんですよ。葉山兄貴本来の曲って、結構メッセージ性が強いと思うので、そういう部分もちょっと含まれるのかも。
新撰組(という名のチーム)2人のテーマ的な曲がキレイすぎて異端と思えるのも不思議。この2曲がちょっと和テイストなのでまた味わいが違うのかも。ボイスも乗ってないし、清涼感すらある曲です…

まとめて聞いても「どこかおかしい」という変態サウンドばかりなんだけど、それだけじゃない不思議な魅力があります。クセになるというか、面白いし変わっている。他では味わえない、電波系とはまた違う、兄貴独特のサウンドなんじゃないかなと思います。
ゲームはちょっとアレだけど(メンチ切るゲームは笑いながら遊んだ)、音楽は…変わったものが好きなら…というか、万人にはオススメできない…なぁ。ゲーム自体もなのでアレだ「兄貴曲が好きならイケル!」です。


姐
姐(あねさん)


1.パッヘルベルのカノン
2.イカすぜ! ネエちゃん
3.音楽暴走族Remix
4.ポッチロック(ボツ)
5.BULU-3
6.ヒーロー
7.ハーモニカ
8.very no
9.アイドル
10.ヒラメ
11.ブリブリロック
12.OKITA
13.ISAMI
14.おいでCome On
15.ラリパッパ
16.西姉妹
17.KUCHIBUE
18.OMEN
19.HANNYA
20.エンディング
21.エンディング2
22.燃える命


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2017年07月28日 CD紹介(その他) トラックバック:0 コメント:0












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