ザ・スキーム(サウンド・ボードII・バージョン)/古代祐三

古代さんがフリーになってから出した、個人の初めてのアルバムです。
当時のゲーム音楽のアルバムで、ジャケインナーにドカーン!と作曲者自らが出るのは少なかったと思います。サラリーマンコンポーザーは大抵本名でなくニックネームだったし。そういう中ですぎやま先生のように作曲者で売るというアルバムであると思います。

PC-8801用拡張音源である「サウンドボードII」に対応した「ザ・スキーム」は、そのサウンドが話題となったわけですが、こうして改めて聞いてみても、多彩なサンプリングの自然さ、重なる音の厚みは迫力があり、古代節(イトケンもくさいんだけど、こしろんもくさいよね…)ともいえるメロディ、ベースの勢いにノッてくるのです。
ゲームサウンドっぽくないという部分もあるけど、当時の88サウンドとしては驚きの音使いだったと思います。
もちろんすでに古い音なので、音自体に懐かしさも感じるんだけど、だからこそこの曲が生きる。という部分すらあるわけですよ。これを生音で演奏したら、もちろん迫力は増すけど、サウンドボードで鳴らしたからこその曲なんだと言っちゃう。

なぜならアレンジバージョンが普通にシンセで流れているんだけど、それが物足りなく感じちゃっているからなんだよね… 本当に表現したい音はこういうカンジだったのかもしれないけど、シンセで出せる音でなく、実機から流れるあの音に魅力を感じたからこそ、このアルバム、曲が好きなのよね。(「The Emperor Was Steeped In Vice」は好きアレンジだけど)
サイトロンさんから再販されたレジェンド 80'S「ザ・スキーム サウンドトラック」には曲が追加されているけど、そっちはどうなのかな…?


スキーム
ザ・スキーム
~サウンド・ボードⅡ・バージョン~



-SOUND BOARD II Version-
1.INTO THE LAIR
2.DEATH WORLD
3.I'LL SAVE YOU ALL MY JUSTICE
4.COWARD!
5.HA! HA!
6.PERPETUAL DARK!
7.SHOUT DOWN
8.THOUSAND EYES
9.NUCLEAR POWER
10.MASTER OF THE SHOOTING
11.ANGRY FIST
12.THE FORCE ROTTED AWAY
13.THE EMPEROR WAS STEEPED IN VICE
14.HARDY IS THE STRONGEST
15.CHALLENGING TOMORROW
16.GAME OVER
17.HASSIN COM.
18.MAGISTIC FIRE

-Arranged Version-
19.THE EMPEROR WAS STEEPED IN VICE
20.THE FORCE ROTTED AWAY
21.I'LL SAVE YOU ALL MY JUSTICE
22.THOUSAND EYES
23.PERPETUAL DARK


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2014年10月07日 CD紹介(その他) トラックバック:0 コメント:0












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