吹奏楽によるドラゴンクエストPart1&2の演奏会に行ってきた


神奈川ウィンドオーケストラ

神奈川ウインドオーケストラさんによる、「吹奏楽によるドラゴンクエストPart1&2」~ドラゴンクエスト生誕25周年記念~へ行ってきました。

吹奏楽によるDQサウンドの演奏は、初めて聞くので「どんな風なのかな?」と思っていました。
元の楽譜(真島さんアレンジ)が、オケ版に近づけているため、吹奏楽でもシンフォニックなサウンドでした。

プログラムが「吹奏楽によるドラゴンクエストPart1&2」ということで、CD丸々2枚分というボリュームでした。…演奏お疲れ様です。

まずはロトシリーズ。
ホルンから始まるファンファーレから始まる「序曲」ですが、ブラスだとより勇壮になりますね。マーチドラゴンクエストに近いイメージでした。続く「ラダトーム城」は弦のイメージが強い曲なのですが、結構ハマっていました。
途中の志村先生のトークで、「オーケストラのバイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスは、クラリネットが担当している」という説明とともに、それぞれの楽器を掲げてみせてくれました。バスクラの長さにビックリよ。
こういう音楽、楽器の説明があると、聞いている方も分かりやすいし、大変勉強になります。

1は3曲と数が少ない(元々の曲数も少ないからね)ので、「これ、ラダトーム城の南に橋がかけてあるぜ(by二等兵さん)」と相方に言ったら「いやいや、これラダトーム城着いたら竜王が倒れていたくらいだぜ」と、ショボイことを話していました。

2はフィールドメドレーとダンジョン、ほこら、エンディングと、これまたせっかちなプレイw 
「魔の塔」は、低音がすごく効いていて凄くカッコよかった! 1、2とそれぞれのエンディングを聞いて、フレーズがクラシックというよりも、歌謡曲のパーツを使用されているなぁと感じました。「この道わが旅」は、ボーカルバージョンもあるので、余計そう感じるのかもしれません。なんとなくなんですけど、リズムの取り方、打ち方が歌謡っぽいなと思ったのです。
それはすぎやま先生が、長年歌謡曲を作曲されているからだと思いますし、口ずさみやすくすることでそういうフレーズになったのかなと考えました。あ、1のエンディングは勝手に歌詞をつけて歌っていたんだ…

1部最後はDQ3
「世界をまわる」のジパングの部分は、より和風味を出すために和太鼓を使用されていました。うん、より風味が増していたと思います。他に、ラーミアではチェレスタを使用されていました。オルゴールのような音色が、ハープと絡んで、より優しく、ファンタジックに仕上がったと思います。
名曲ばかりの3ですが、ラストはもちろんゾーマからの「そして伝説へ」。先月オケ版を聞きにいったばかりですが、本当に何度聞いても素晴らしい曲だと思うのです。

途中挟まれる志村先生のトークで、ジャンプの袋とじの話が出たときには吹きましたw あ~わかるわかるw とニヤニヤして聞いていました。(ファミコンブームの当時は、ファミコン神拳というファミコンコーナーがあって、攻略データとかウラワザが袋とじで掲載されていたのです)



途中、食事休憩を挟んで、2部の開始。2部は天空シリーズということで、4~6からの抜粋です。
このときの志村先生のトークで、「6はイマイチ天空としては…」みたいな事をおっしゃってて、自分も6はちょっとなぁ~と思っているだけに、先生とは話が合うかも!とか思っちゃいました。

4は「序曲」から。ロトシリーズと異なるファンファーレが「天空」ななのですね。こちらもまたオケ版よりも勇壮ですね。最初のファンファーレから勢いが違いますからね。
「勇者の仲間たち」は、それぞれのフィールド曲メドレー。ゆったりとしたライアン、おてんばなカンジを跳ねるフレーズで表現しつつ、ちょっと女の子っぽい曲なアリーナ姫様。コントラバスのメロディが、重いのにどこかコミカルなトルネコ。激しいリズムのマーニャと寂しげなミネア。このそれぞれのフィールド曲はどれもが好きですし、まとめて聞けるお得な一曲! マーニャは音の強弱が凄く面白かったです。こういうのって生だからこそ感じられる部分だなぁと思います。
でも実は一番好きな曲は「町でのひととき」のコロシアム。外での少し聴こえてくる歓声の雰囲気から、中に入って熱気を帯びるメロディが良いのです。
4の「呪われし塔」も低音が凄く効いていてかっこよかった! ゲーム中はそんなに好きじゃない曲なのに、演奏で聞いて好きになるのが不思議! これも生であるからこそなのかもですね。

5は開始前にソロ客演である若林さんの紹介。志村先生と5についてのトークを語られました。やはり、ゲームをやらないとその背景である音楽のイメージもはっきりしないということで、クリアした後に曲がより分かる、という話をされていました。そうだよね…そうだと思うんだ…
「王宮のトランペット」は、若林さんのソロでの演奏。やわらかな音色にちょっとビックリしました。トランペットって、そんなにやわらかなイメージが無かったのですけど、若林さんの演奏は響きもやさしく包むカンジで素敵でした。

そして2部最後は6。うん、やっぱりちょっと思い入れないのです…(スマナイ)が、「エーゲ海に船出して」がゆったりしつつも煌くカンジが良いですね。最後は「時の子守唄」ああ~この曲ちょっと切ないんですよね…バーバラちゃん(一番のお気に入りなんだ)を思って、そしてあの世界を考えると泣けてきちゃう。

そしてアンコールには「そして伝説へ」。この曲で25周年と合わせて25曲となるそうです。
長丁場を最後までしっかり演奏していただいて、非常に満足度の高い演奏会でした。
1部終了時に「今日の志村先生は荒ぶっている」と相方が言ったのですが、震災の影響などもあって、色々大変だったのだと思われます。2部は途中のリハーサル(休憩中にホールでそれぞれが行っていた)もあったためか、1部ほど先生の荒ぶりはなかったように思います。つか、荒ぶっているっていう表現どうよ?

パンフもDQっぽい雰囲気で、こだわりが見えて良いと思います。
何より、これだけまとめての演奏は大変だったと思います。素晴らしい演奏でした。お疲れ様です。




第1部 ロト3部作 「吹奏楽によるドラゴンクエストPart 1」
交響組曲「ドラゴンクエスト」より
・序曲 
・ラダトーム城 
・フィナーレ 

交響組曲「ドラゴンクエスト2」より
・遥かなる旅路~広野を行く~果てしなき世界 
・恐怖の地下洞~魔の塔 
・聖なるほこら 
・この道わが旅 

交響組曲「ドラゴンクエスト3」より
・世界をまわる(街~ジパング~ピラミッド~村) 
・冒険の旅 
・海を越えて 
・おおぞらをとぶ 
・戦闘のテーマ~アレフガルドにて~勇者の挑戦 
・そして伝説へ 

第2部 天空3部作 「吹奏楽によるドラゴンクエストPart 2」
交響組曲「ドラゴンクエスト4」より
・序曲 
・勇者の仲間たち 
・街でのひととき(街~楽しいカジノ~コロシアム~街) 
・恐怖の洞窟~呪われし塔 

交響組曲「ドラゴンクエスト5」より
・王宮のトランペット 
・哀愁物語 
・戦火を交えて~不死身の敵に挑む 
・結婚ワルツ 

交響組曲「ドラゴンクエスト6」より
・子洩れ日の中で
・エーゲ海に船出して 
・勇気ある戦い~敢然と立ち向かう 
・時の子守唄

アンコール
・そして伝説へ



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2011年05月23日 イベント トラックバック:0 コメント:0












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