ソウルブレイダー/タケカワユキヒデ

「ガイア幻想紀」、「天地創造」へと続く、クインテットの作品「ソウルブレイダー」のサントラです。
前作アクトレイザーのアクションが難しかったためと、パッケージ(ジャケイラストと同じです)が少々子供向けすぎたため、名作ながらも売り上げが良くなかったゲームとなってしまいました。

タケカワさんの担当したサウンドは、重厚なオーケストラだったアクトレイザーと違い、SFCらしい音色で…ちょっとポップスというか、シンセサイザーミュージック風ですね。正直アクトレイザーを聞いたほどの衝撃はありませんが、インナーで「ゲームミュージックとして、秀れたものを作りたい、と思いながらも独立した音楽として聞いたとしても秀れている、そんなものを創りたい」とあります。その通り、音楽としては良い出来なんですがどうしても音源の弱さを感じてしまいます。

ゲームがアクションRPGなので、アクションシーンでのBGMはビートが効いた感じですね。それでいて各ステージに合わせたイメージを表現していると思います。「朽ち果てた神殿」は古い神殿の雰囲気をだしたメロディですが、バックのタムがリズミカルで不思議に南国風で面白いです。「セントエルズの海底」もメロディだけなら深い海に漂う感じなんですけど、ドラムの音がそうはさせていない感じでポップなんです。全体的にドラムが強いのかも知れませんね。
町のサウンドは人がいないと寂しげな曲が流れますが、魂を開放して人が増えてくると、同じメロディなのに明るく優しいものになっているんです。この演出はゲームをプレイしていると嬉しいんですよね。段々と人が増えて町が活気を帯びてくるというのが、ゲームをプレイしていて実感できるのが楽しいトコだと思います。
エンディングの「恋人のいない夜」は、作曲のタケカワさん自らが作詞し歌っています。歌詞がゲームとそぐわないのがちょっと残念です。原曲はちょっと昭和歌謡風ですが、同じメロディなのにアレンジだとそこまで古く感じないのが不思議です。

現在CDは入手が困難だと思われますが、ゲームソフトなら中古屋さんでよく見かけるのでぜひ遊んでみてください。パッケ絵だけで敬遠されてしまいがちですが、本当に名作なんですよ!



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ソウルブレイダー
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1.地上へのいざない
2.神のほこら
3.Lonely Town
4.採掘場
5.Into the dream
6.悪魔の世界
7.Lively Town
8.World of Soul Blader
9.ロストサイドの沼地
10.朽ち果てた神殿
11.セントエルズの海底
12.離れ島
13.レイノール氷原
14.レオの研究所
15.マグリッド城
16.幻惑の空間
17.開放への戦い
18.魔王デストール
19.平穏な日々
20.恋人のいない夜
21.恋人のいない夜(唄:タケカワユキヒデ)

2008年07月21日 CD紹介(エニックス) トラックバック:0 コメント:1

アクトレイザー/古代祐三

SFC初期ラインナップ作品の一つ、アクトレイザーのサントラです。

当時、耳にしたときにかなり驚いた覚えがあります。
今までのFCの無機質な機械音と違い、この曲にはSFCにオーケストラが入ってる。それくらいの驚きがありました。事実、インナーでベントスタッフの山下章さんが「アクトレイザーのゲームカートリッジの中には、間違いなくオーケストラがいる」と、書かれています。マシンの性能が上がったからといって、すぐに良い曲(性能を使える曲)は出るとは限らない。が、アクトレイザーはそれをやってのけていると思います。FF植松さんの「アクトレイザーを聞いてFF4の曲を作り直した」という話がありますしね。
電源を入れ、ゲームのオープニングが流れてくると、遠くから響いてくるホルン(&金管)の音。そこからもう、このアクトレイザーの曲の良さが分かると思います。

今まで、古代さんはどちらかというと、クラシカルな曲は作らなかったので、こんな曲も作るんだとちょっと驚いたものです。でも、フィルモアはハードになれるために、自分らしく作ったということで、一番古代調という感じがします。なんとなくイースっぽいのです。
それでも曲が浮くことなく、重厚な世界観にあった雰囲気でとても良い曲だと思います。

現在、アクトレイザー自体のサントラは入手が難しいようですが、古代祐三 BEST COLLECTION vol.1iconに全曲収録されており、またMIDIバージョンも収録されているので聞き比べると面白いですよ。
ジャケットやインナーに堂々と顔をモデルちっくに出しているんですけど、今見ると若いなぁ〜&今見てもカッコイイですね。こんな風にジャケに写真を出すゲーム音楽作曲家さんって当時少なかったんじゃないでしょうか?



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アクトレイザー
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1.オープニング
2.天空城
3.降臨
4.フィルモア
5.魔獣現わる
6.ラウンドクリア
7.ブラッドプール〜カサンドラ
8.アイトス〜テンプル
9.強敵
10.ピラミッド〜マラーナ
11.ノースウォール
12.世界樹
13.サタン
14.静寂
15.人々の誕生
16. 捧げ物
17.平和な世界
18.エンディング

2008年05月28日 CD紹介(エニックス) トラックバック:1 コメント:0

天地創造 クリエイティヴ サウンドトラックス

SFC後期(末期?)に発売された「天地創造」のサウンドトラックです。

この辺りのSFCソフトは値段が1万越したりしてるんですが、その性?もあって音楽はとても良い感じです。サンプリングを色々と使用していて、変わった音とか出してるのが面白いです。もちろん、ゲーム内容も良いものですので、中古があったら即ゲットをお勧めします。

CDは、アレンジとオリジナル音楽で構成されているのですが、とてももったいないことに、全曲収録されていません。オリジナルの音楽がすでにSFCのスペック以上のものになっているだけに、なんとも残念です。
アレンジも悪くはないのですが、元の曲(音)が良いだけに、どうアレンジしたか?っていう感じがないのです。2枚組になってでも、オリジナル音楽は全曲収録して欲しかったなと思います。

お気に入りの曲はトラック10の「旅立ち」とトラック17の「さらなる広い世界へ」
両方ともフィールドBGMなのですが、ちょっと寂しげな曲なんです。こういう曲が好みってのもありますが、独りで旅に出て、あてもなく彷徨う…そういうイメージなのです。
DQの「荒野を行く」も、そういうイメージですが、画面と合わせて見ると良い感じなんです。
他に、スタート地点の村は「ほんわか〜」とした感じで、タイトルが「帰るべき所」とこれも画面とピッタリ来ているのです。

アルバムはちょっとプレミアがついているようなのですが、ゲームは多分中古で安く手に入ると思いますので、ぜひプレイしてみてください。



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天地創造
クリエイティブサウンドトラックス
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アレンジ・ヴァージョン
1.光と闇
2.さらなる広い世界へ
3.ZOO
4.エバーグリーン
5.立ちはだかるもの
6.帰路

ゲーム・オリジナル・サウンド・ヴァージョン
7.光と闇
8.帰るべき所
9.予期せぬ出来事
10.旅立ち
11.試練
12.扉の中へ
13.おくりもの
14.大地の目覚め
15.おねんね
16. 祈り
17.さらなる広い世界へ
18.巨木の地下
19.飛ぶたんぽぽ
20.エバーグリーン
21.聖なる頂
22.大空へ
23.FUKAN
24.ZOO
25.大地を踏みしめて
26.わがままライオン
27.立ちはだかるもの
28.汝の名は人間なり
29.さまよえる魂
30.街
31.プライムブルー
32.すべてを乗り越えて
33.帰路

2006年10月07日 CD紹介(エニックス) トラックバック:0 コメント:2